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 2024. 7. 2 アテンションの独自性が中庸である企業の財務業績が高いという結果・・・国際比較(orNASDAQ⇌NYSE)して欲しい。慶大・早大・一橋大の成果。
 2024. 6.19 分割宇宙アプローチを応用、原始重力波計算の大幅な簡素化に成功。高エネ研・京大・名大の成果。拘束条件の成立要件に対する気づきが、キモに。
 2024. 6.13 組合せ遷移問題を近似的に解くことが、PSPACE困難であるか?にかかる仮説を肯定的に証明。国立情報学研究所とサイバーエージェントAI Labの成果。
 2024. 6. 7 西日本における冬季極端降水量の多寡と、「3年先まで精度良く予測可能なグローバル気候変動成分」との間に強い相関を実証。九大の成果。
 2024. 5.30 カオス軌道を逐次ジャンプさせた軌道には、より効率的かつ堅牢な軌道が存在することを実証。北大・九大他の成果。対象は、地球-月円制限三体問題。
 2024. 5.16 ケンブリッジ大他が年輪を使って調べた、過去2千年に渡る6~8月平均気温の変動がエグい(nature掲載@5/14)。明らかに1850年頃から⤴。
 2024. 5.14 日本の淡明細胞型腎細胞がんの72%で、SBS12という変異シグネチャが検出。Cancer Grand Challengeによる研究結果。他国(英,加,伯,露,泰etc)では2%程度。
 2024. 5.14 102オーダーの論理量子ビット数で、TNに対し量子優位発現と推定:Clifford+T、表面符号(符号距離17~25)、物理誤り率10-3。対象は強相関系。東大・阪大の成果。
 2024. 5.10 「協調的な狩猟」に高度な認知能力は不要。名大・東大の成果。単純なルールのみ設定した、深層強化学習によるシミュレーションで実証。
 2024. 5. 8 金魚にも、人と同様の空間識失調が生じることが発見された。中部大の成果。航空機事故原因の約3割は、空間識失調らしい。
 2024. 5. 2 より遠隔の身体部位を(ベイズ推定における)事前分布に対応付けた方が、より速く学習できることが示された。静岡大の成果。脳はベイズ推定を行っている。
 2024. 5. 2 Sachdev-Ye-Kitaev模型を劇的に簡略化した模型でも、スクランブリングの性質を有することが示された。京大の成果。
 2024. 4.20 格子暗号を多項式時間で解読したと主張する(清華大の)論文@4/10は、4/18に(予想通り)撤回された。600名以上の暗号研究者が検証に参加。
 2024. 4.17 薬剤耐性菌が、人社会を越えて、自然界にも拡散しているらしい。北海道大・岐阜大・札幌医科大・神戸大・鳥取大の成果。
 2024. 3.26 吉岡里帆さんのラジオ番組(J-Wave)@23年12月10日で知った動物言語学の鈴木俊貴准教授は、湯川先生や山中先生に比肩すると思う。
 2024. 3.21 JAMSTECはシグネチャを使って、大気鉛直構造の推定を高精度に行った。詳細はこちら
 2024. 3.12 日本は、非従来型超伝導研究で強いが、中国も迫っている?←ニッケル酸化物の超伝導転移温度が高い理由を、阪大・鳥取大が解明。
 2024. 2.19 EPFL「LLMは化学の質問に驚く程優れた性能を発揮」(2/9)に比べ、東大「transformerはキラリティの認識が苦手」は、弱く感じる。
 2024. 2. 5 爆轟速度よりも流入速度が速い条件に、安定解が存在することが分かった。東北大の成果。衝撃波が発生しない航空機エンジンが開発できるかも。
 2024. 1.19 人工RNAの設計を支援する、深層生成モデルが開発された。早大の成果。生成モデルは変分自己符号化器で、共分散モデルと組み合わせた。
 2024. 1.12 熱的揺らぎに由来しない量子粘性が超流体に存在するのならば、確かに興味深い。大阪公立大が実験検証を提案。
 2024. 1.11 氷で19個目の結晶多型がシミュレーションによって発見された。岡山大の成果。ナノチューブの中では、最密充填構造の氷が存在しうる。
 2023.12.19 「小さな渦の挙動が、大きな渦の挙動に支配される現象」に現れる臨界スケールは、レイノルズ数に依存する。東京理科大他の成果。
 2023.12. 7 ハーバード大・QuEra他は、48論理量子ビットで、損益分岐点を超えたと発表(ただし、実用的なアプリではない)。モダリティは中性原子。
 2023.12. 7 仏Qubit Pharmaceuticalsは、40論理量子ビットに対して、正確な古典シミュレーションを成功させた、と発表。ソルボンヌ大との共同成果。
 2023.12. 5 超伝導×「回路細断+パウリ・ノイズに変換+読み出し誤り抑制」≒イオントラップ/200。東大の成果。オーバーヘッドとスピードの戦い。
 2023.11.25 ゼンショーHDの増資は、シェルフ・オファリングと見做してよいのだろう。発行登録制度は、使い勝手が悪いのだろうか?
 2023.11.16 米トーマス・ジェファーソン国立加速器機関他が、3次位相ゲートを実現させ、連続量の量子光を使った万能型量子計算に必要な要素が全て揃った。
 2023.10.30 住山×アクセンチュア(Drago5 Tokyo)によるダウンレス・ダウン・ジャケットは、伊藤忠商事にとっては、悔しいだろう。
 2023.10.23 多変数多項式暗号の困難性は、MQ問題他に依拠すると予想されているに過ぎないらしい。同方式署名は、NIST第3ラウンドには含まれていない(補欠候補)。
 2023.10.17 東工大が、GPT-4は化学研究に使えるかを検証。マイクロソフトの「P対NP問題の証明スキーマを誘導可能か・・・」対比で、ビジョンが物足りない。
 2023. 9.28 分子研・大森教授グループが、量子シミュレーションを指数加速。モダリティ競争は、決着ついた感。しかし、日本は、全振りできないだろう。
 2023. 9.26 AI✖ヒトで、高温強度が向上する熱処理ルートを考案。NIMS・名大の成果。強化学習(モンテカルロ木探索)を使って見出したルートを、ヒトが改良。
 2023. 9.14 焼灼治療した肝癌の予後予測でSurvTrace>DeepSurvと発表。東大の成果。同グループが、SVR後の発癌予測でもSurvTrace>DeepSurvを示している。
 2023. 8.18 モンテカルロ木探索とRNN(GRU)を使ったSMILES生成器「ChemTS」を並列化したver2が、横浜市立大他により無償公開。並列化に対応して、報酬関数も変形。
 2023. 8.14 ミューオンg-2実験精査結果(途中)は、標準理論は正しい可能性を示唆[nature briefing(11日付け)]。一方、標準理論修正も[日経13日付け]←根拠は?
 2023. 7.12 「折り畳み可能なタンパク質」は、約1万個存在することが明らかに。生命創成探究センター他の成果。そのほとんどは、自然界に存在していない。
 2023. 6.30 実測データには全く依存しない、シミュレーションのみによる(発電用ガスタービンの)デジタルツインが実現した。東北大の成果。
 2023. 6.26 9番目のデデキント数が計算された。独ドレスデン工科大の成果。形式概念分析で自由分配束の対称性を発見→利用して、計算量を大幅削減。
 2023. 6.23 コスモHD株主総会で防衛策導入が可決された。MoMの趣旨から言えば、単純に、MoMを買収成立条件にすれば、十分ではないだろうか。
 2023. 6.12 (超伝導方式)量子コンピューターの制御用集積回路で発生するノイズの発生起源を特定。産総研の成果。原子位置の微小な乱れが原因だった。
 2023. 6. 5 がん微小環境下で有効なヒット化合物が、植物成分から見つかった。ターゲットは、すい臓がん。富山大・名大の成果。まだ植物から見つかるとは!
 2023. 6. 1 米IonQは「量子認知モデルを量子H/Wで実装」と公式ブログに投稿。量子確率を用いる同モデルが、人の認知行動をうまく表現できることは、実証済。
 2023. 5.22 米QCIは「感情によって引き起こされる心理的パターンに基づいて行動予測を行うAIを開発している」ミリオンウェイズを買収する意向を示した。
 2023. 5.12 パーキンソン病患者と健常者を、発話で"見分ける"ことができる特徴量が見出された:動詞の割合、格助詞の分散、フィラー等の6つ。名大の成果。
 2023. 5.11 肝門部領域胆管がんに対して、術後経過への影響を最小化する術中出血量の安全域が明らかにされた。名大の成果。課題設定が素晴らしい!
 2023. 5. 9 条件を強く制限した上で、「パラレルワールドの両サイドにおいて、刺激への反応に大差はない」ことが証明された。筑波大の成果。
 2023. 4.17 物理定数の調整も可能な、標準モデルを包摂する「新物理」を探索可能な枠組みが、提示された。名大他の成果。
 2023. 4. 7 エネルギーの期待値が十分大きければ、古典力学と量子力学の結果は一致することが示された。静岡大学の成果。
 2023. 4. 4 「宇宙の標準理論は破綻している」可能性が示唆された。国立天文台・東大の成果。日本における観測的宇宙論の未来は明るい! らしい。
 2023. 3.30 潤滑剤の分子運動を表現する機械学習モデルを構築。分子形状が異なっても、分子運動から摩擦特性を推定可能に。慶大・仙台高専の成果。
 2023. 3.23 阪大・富士通の手法。(正確ではないが)魔法状態の蒸留回数を減らせるアーキ(H/W-efficient)。誤り訂正はビットフリップだけか? いずれにしても注目。
 2023. 3.22 株式市場も、20年前からサッポロHDを不動産業と見做している。3Dインベストメント・パートナーズの主張は的外れであるが、戦略的に狡猾ではある。
 2023. 3.20 50代男性・ユーチューブ視聴回数ランキング2位のチャネルが、乃木坂46。女性の1位がスノーマン・・・テレビ局にとって、サプライズではないのだろうか?
 2023. 3.17 失明に至る網膜疾患の在宅モニタリングを可能とするOCTチップを開発している英スタートアップSiloton、興味深い。
 2023. 3. 7 アールト大・清華大により、カーネル多項式展開法とテンソルネットワークに基づいた、非エルミート多体系のスペクトル関数に対する数値解法が提案された。
 2023. 2.17 ポンプの運転と停止を周期的に繰り返すことで、流体移動にかかるコストが最大22%削減可能だと示された。沖縄科学技術大学院大学の成果。
 2023. 2.14 摺動している「変形表面」から生じる摩擦信号を、機械学習(遺伝的アルゴリズムで分析)することにより、損傷部位を特定・回避する技術が開発された。東北大・名大の成果。
 2023. 2. 9 九州大学・筑波大学の研究者によって、100%液体で出来たレーザー光源が開発された。
 2023. 2. 3 腹部大動脈瘤の治療薬を創出する可能性が示唆された。近畿大の成果。
 2023. 1.27 Ashiraseは、ビジネス・ディベロップメントのセンスが良い。ホンダは侮れない。
 2023. 1.24 過剰パラメータ・アーキテクチャが機能する「暗黙的正則化仮説」を、エネルギー曲面にある極小値の近傍が「特定の構造」を持つ場合に証明。東大の成果。
 2023. 1.20 1台のサーバのみで秘密計算の実現が可能であることを実証。東京理科大の成果。ただし、1台では計算量的安全性しか保証されない(2台以上で情報理論的安全性を保証)。
 2023. 1.20 笠真生教授(プリンストン大)と高柳匡教授(京大)は、将来確実に、ノーベル物理学賞を受賞するだろう。
 2023. 1. 6 マウスを対象に「低糖質・高タンパク食は、記憶能力を低下させる」ことが発見された。群馬大学の成果。
 2023. 1. 6 マウスを対象に「"過去の肥満"は自然免疫系に長期間記憶される。それが、晩年の神経炎症性疾患を惹起する」ことが発見された。京大の成果。
 2023. 1. 3 米国成人対象、新技術の善悪意識調査(22年4月)が面白かった。NFT(善23%/悪40%)、メタバース(25/34)、ブロックチェーン(39/21)、AI(43/31)、量子計算機(59/12)。
 2022.12.27 中国・ドイツ・スペインの研究者は、NP困難な最適化問題であるタンパク質折り畳み問題をNISQで解いたと発表(arXivに投稿)。断熱ショートカットを使った。
 2022.12.23 中国の研究者が、QAOAを使用して261980999226229を10qubitで素因数分解した。ここから、RSA-2048を372qubitのNISQで解読可と推量。IBM Ospreyは既に433qubit!
 2022.12.21 非運動性細菌のコロニー成長過程において、細胞の向きが揃わない点(トポロジカル欠陥)があると、その点で三次元成長が促進されることを発見。東大の成果。
 2022.12.10 [現地時間]米上院が、量子コンピューティング・サイバーセキュリティ準備法を可決。
 2022.12. 9 [現地時間]ホワイトハウス、量子情報科学の専門家15人を国家量子イニシアチブ諮問委員会(NQIAC)に任命。NQIACは、どの連邦機関よりも上と強調。
 2022.12. 9 2兆℃を超えてもクォークは閉じ込め。虚数角速度を導入して、クォーク・グルーオン閉じ込め相のポテンシャルエネルギーを計算した東大の成果。ゼットンの火球は1兆℃。
 2022.12. 8 レーザにおけるカオス的遍歴を用いて強化学習が実現できることを世界で初めて実証。埼玉大と東大の成果。多腕バンディット問題を解いた。
 2022.12. 8 ジャフコ自社株TOB不実施・・・条件を細かく弄ることができる日本の公開買い付け制度に、改めて、設計変更のタイミングが来ているのでは?
 2022.12. 1 理化学研究所が、PINN(Physics-Informedニューラルネットワーク)による地殻変動解析を実施。
 2022.12. 1 不完全な酸化状態の形成には2種類以上の分子が必要という常識を覆し、1種類の分子で創り出した。熊本大・分子研の成果。
 2022.11.30 エネルギー核座標微分を1ステップの有限差分で計算可能に。大阪公立大の成果。古典アルゴリズムより高速な、分子構造最適化向け量子アルゴリズムを実現できる。
 2022.11.29 高温超伝導において、磁気が大きな役割を果たしているという予測を、ミューオンによる測定で裏付け。原子力機構・茨城大・京大・東工大の成果。
 2022.11.21 構造を制御した固体酸化物材料に外部電位を与えることで「理論上」は、CO2を選択的に吸着・脱離させることができることが示された。早大の成果。
 2022.11.16 フィンランドIQM他が、新しい超伝導qubitユニモンを提案(Nat.Commun.公開日は12日)。回路構成工夫でデコヒーレンスに対応するフラクソニウムの改良型。2qubitゲート実装は未達。
 2022.11.15 ALBERTは、アクセンチュアによるTOBが成立したと発表。アクセンチュアの議決権比率は90%超となり、特別支配株主による株式等売渡請求による完全子会社化がなされるのだろう。
 2022.11.10 超音波が、血糖値上昇を抑制することが発見された。国立精神・神経医療研究センターの成果。HbA1c低値群、低年齢(58歳以下)群では抑制効果は観察されない(p値で判断)。
 2022.11. 8 東芝が開発した「滑る超音波透過シート」は、面白い。
 2022.11. 8 日本語話者と英語話者との真理述語の使用における差異を発見。JAISTの成果。日本人は真理よりも道徳を重視するという解釈も可能で、興味深い。
 2022.11. 2 ベルヌーイシフト写像実装に有用な最良値を得るために用いられた手法は、原始根に関するArtinの予想が「真である」ことを仮定しているのだろうか。
 2022.11. 1 アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症を、描画動作解析という非侵襲な手段で鑑別することに成功。筑波大の成果。
 2022.10.31 山川-Zandry論文は、Aaronson-Ambainis予想の反例を示しているという理解で良いのだろうか?いずれにしても、マネタイズ範囲拡張と考えて良いだろう。
 2022.10.27 量子コンピュータのスケーラビリティ問題を解消する新手法を開発。墺インスブルック大の成果。論理qubitのパリティを物理qubitに符号化する。
 2022.10.26 ヘリカル朝永ラッティンジャー液体のラッティンジャー・パラメータを0.21~0.33で制御。南洋理工大の成果。パラフェルミオンによるトポロジカル量子計算を狙う。
 2022.10.24 脳のようにランダムなニューロンとシナプスだけで動作するNNの構築に成功。京大の成果。脳の学習をサンプリングと捉えたことが鍵。
 2022.10.19 小さな2次元格子疎水性極性タンパク質モデルの場合「変数間の依存関係は、局所的にツリー」と見做す平均場近似(空洞法)が良い結果を導く。名大の成果。
 2022.10.15 法務省が全判決のDB化検討に着手。しかし、過去判決は含まれない(予定)。リーガルスケープがサポートしている?
 2022.10.13 固体系で(リュードベリ原子に続いて)マルチパータイト・エンタングルメントを超伝導素子で生成。アリゾナ大・浙江大学の成果。量子多体傷跡(QMBS)状態を使った。
 2022.10. 4 ニールス・ボーアの受賞から100年後に、量子情報科学にノーベル物理学賞が贈られたことは、大変興味深い。
 2022. 9.30 量子誤り訂正符号では想定していない、時間的空間的に相関を持つエラーを低オーバーヘッドで推定する手法が開発された。九大・東大・NTTの成果。
 2022. 9.30 flying qubitに対する、測定・制御を開発。東大の成果。浮遊電子に対して、超伝導量子回路若しくは、トラップイオンを媒介に測定・制御を実行する。
 2022. 9.30 スパコンを使って、エンジンの摺動部摩耗と焼付き発生部位の予測に成功。東北大とホンダの成果。混相流体と構造体の連成解析手法を新たに開発した。
 2022. 9.30 細胞の集まりからリーダーが生まれる仕組みを解明。京大の成果。仮足を伸ばすという物理的因子から始まりHGFとERKの正帰還が、特異な機能を発現させる。
 2022. 9.30 シジュウカラが、2語を1つにまとめる力を持っていることが確認された。京大の成果。人間だけが持っている能力と考えられていた。
 2022. 9.29 癌が肝臓に転移する機構(の一部)が明らかに。阪公立大の成果。癌細胞が肝類洞内皮細胞と相互作用することで隙間をつくり、そこから実質内に侵入する。
 2022. 9.27 注意機構付きNNを、RNN(LSTM)で置き換えると、画像認識精度が向上することが発見された。立教大の成果。ただし、処理速度は遅い。
 2022. 9.26 「人間とCNNの視覚処理は、一部で本質的に異なり、自動運転等で重大な事故を誘発する恐れがある」という研究成果が、ヨーク大から発表された(8月11日)。
 2022. 9.21 2次元格子上のt-t'ハバードモデルを記述する数十万セットの汎関数繰り込み群方程式を、深層学習を使って4つの方程式に低減した。伊ボローニャ大の成果。
 2022. 9.16 化学反応システムを統一的に捉える理論を構築。(非平衡)化学反応→非線形構成式→ルジャンドル変換→ヘッケ幾何学、と連想。東大の成果。
 2022. 9.16 非平衡開放系において、ボーズ・アインシュタイン凝縮の観測に成功。従来の予想とは異なる振る舞いを示す。東大の成果。
 2022. 9.12 絵画の配色には、自然風景とは異なる、固有の特徴が存在する。豊橋技術科学大学の成果。
 2022. 9. 9 機械学習(Factorization Machines)を使って「性能指数」をIsing形式で強引に表現し、フォトニック結晶構造最適化問題へのQA適用に成功。京大・慶大・早大の成果。
 2022. 9. 8 銅酸化物高温超伝導体において「銅原子と酸素原子との電荷移動遷移エネルギー差と、超伝導の強さに逆相関がある」ことがわかった。オックスフォード大他の成果。
 2022. 9. 2 量子相転移発現による、磁区(強磁性ドメイン)全体にわたる量子もつれを発見。独ドレスデン工科大学の成果。数千個の原子がエンタングルメントを起こしている。
 2022. 8.30 over-biddingの影響か、価格はやや高めかもしれないが、ベインキャピタル×オリンパス科学事業のディールは、良いディールだと思う。
 2022. 8.25 光共振器を使って、最大14個のエンタングル光子が生成された。独マックス・プランク研究所の成果。光量子方式測定型量子コンピュータのスケールアップにつながる。
 2022. 8.25 シリコンでは「1+2」ゲートで、誤り訂正QECに困難が生じる。3ゲートだと回避できるが、実施例がなかった。理研他が、トフォリ(正確にはiトフォリ)ゲートでQECを実施した。
 2022. 8.18 導波路内の音響波でqubitの古典対応(phi-bit)を作成し、CNOTゲート様の動作を成功させた。アリゾナ大の成果。ゲート方式量子コンピュータが古典的に「エミュレート」できるようになる。
 2022. 8. 9 中性原子方式で、CNOTゲートをナノ秒オーダーで操作することに成功。日本の分子科学研究所の成果。遅いが「玉に瑕」だったはずの中性原子方式が最速になった。
 2022. 8. 3 物理qubitよりフィデリティが高い論理qubitを作成することに成功。Quantinuumの成果。損益分岐点越えが見えてきた?
 2022. 8. 1 イオントラップ方式において、同じイオン種でコヒーレントに変換可能なデュアルタイプqubitの実現可能性が示された。清華大学の成果(Nature Physicsに掲載)。
 2022. 7.22 「量子もつれによって、時間が自発的に生まれる」ドジッター宇宙のホログラフィー原理が、3次元まで到達。京大・阪大の成果。
 2022. 7.22 重力の実在性の破れを検証する方法が提案された。九大・名大の成果。非実在性がどこまで巨視的な系でも成り立つかは、確かに興味を惹かれる。
 2022. 7.21 挑発を受けると攻撃的になる脳内の仕組みが解明された(外側手綱核から背側縫線核への興奮性入力)。筑波大・慶大・東北大の成果。
 2022. 7.21 心の場所が解明? マウスの脳内神経ネットワーク内で、双方向の接続が特に強い部分が、意識に重要とされる領域で構成されることが示された。東大の成果。
 2022. 7.21 悲しみと喜びの感情は、シーソー関係にあることが判明。金沢大学の成果。
 2022. 7.14 シンプルな誤り'抑制'法を導入した新しい変分アルゴリズムが開発され、NISQデバイスにて、CO2の共鳴振動状態が高精度に計算された。東大の成果。
 2022. 7.13 集団AHPにおける戦略的操作を、数理的手法で扱った研究結果が示された。学習院大学の成果。結果自体は、常識的なものだが、今後の進展が期待される。
 2022. 7.11 中国科学技術大学(藩建偉)がETHZに続き、(超伝導回路で)表面符号での誤り訂正実行に成功。但しボゾニック符号では既達の「損益分岐点」は未達。
 2022. 7. 7 3次元の量子スピン液体の存在が、パイロクロア磁石で確認されたらしい。米ライス大・フロリダ州立大、独マックスプランク研究所の成果。
 2022. 7. 7 従来手法に比べて精密な、量子多体計算が可能になる、新しい量子誤り'抑制'方法が提案された。東大・阪大・産総研の成果。
 2022. 7. 7 自動運転システムの安全性に強い数学的保証を与える理論が開発された。国立情報学研究所の成果。
 2022. 7. 6 イスラエルのWeebit Nanoが、Leti Innovation Daysにおいて、ReRAM IPモジュールの公開デモを行ったらしい。Letiは、仏原子力庁の付属研究機関。
 2022. 6.25 VQAを使って、(楕円型を含む)偏微分方程式が効率的に解けることが示された。A*STARの成果。サイエンティフィック・レポートに掲載。
 2022. 6.23 豪SQCが、シリコン量子ドットで原子を捕捉し、有機化合物をエミュレートすることに成功。量子コンピューター勝者の有力候補になったか。
 2022. 6.22 量子機械学習では、古典機械学習より指数関数的に学習が速いケースがあることを、原理実証実験で証明。GoogleのAIブログに掲載。
 2022. 6.20 データが特異性を持つ(滑らかでない)場合、深層学習が非深層法に優越することが証明された。東大の成果。神経接核による解釈が可能であろうか?
 2022. 6.17 (CAM系の手法を活用して)モデル細胞が「薬剤に応答して変形した」情報のみによる、薬効予測技術の開発に成功。名大の成果。
 2022. 6.16 冷却原子と光導波路の座組(~冷却原子型QC)で、朝永・ラッティンジャー液体のスピン・電荷分離がシミュレートされた。米ライス大の成果。
 2022. 6.15 ヤン・バクスタ-方程式を用いた浅層量子回路の設計方法が提案された。米パシフィックノースウェスト国立研究所・Q-Nextの成果。
 2022. 6.13 酸化ハフニウム系強誘電体を用いたリザバー・コンピューティングにより、95.9%の認識精度での音声認識に成功。東大の成果。
 2022. 6. 6 SPAC上場批判が喧しい状況下、米国のイオントラップ方式量子コンピューター開発企業IonQが、1934 年証券取引所法違反で集団訴訟を起こされた。
 2022. 6. 6 がんを判別可能なDNA液滴を作製。東工大・東北大の成果。このニュースは、リザーバ・コンピューティングの文脈で捉えると理解しやすいだろう。
 2022. 5.30 単純な自然言語の数理モデルRMLでは、相転移が起きない(=無秩序文字列から、文法構造を持つ文字列は、突然現れない)ことを証明。東大の成果。
 2022. 5.30 「解空間全体を探索可能なスピンのペアを同定→当該ペア反転→局所最適解に留まらない」イジングマシン向けアルゴリズムを開発。早大の成果。
 2022. 5.28 日本株式市場の低ボラティリティ・アノマリーをプロスペクト理論で説明できる可能性を示した論文が、21年度証券アナリストジャーナル賞大賞に選ばれた。
 2022. 5.25 酵素を用いないmRNAの完全化学合成法を開発された。感染症ワクチン、癌ワクチン、再生医療等への応用が期待される。名大の成果。
 2022. 5.20 生体呼気による個人認証が、平均97.8%の高精度で達成された。九大・名大・東大他の成果。
 2022. 5.17 量子ホール系のエッジチャネルが、初期宇宙のシミュレータとして使用可能であることが示された。 東北大・名大・九大の成果。
 2022. 5.16 物理的に無意味な状態を捨てるという誤り抑制でも、(NISQでの)励起状態の計算精度・確度は、相当向上することが示された。東大の成果
 2022. 5.10 量子液晶が、非従来型超伝導の研究とつながった(量子液晶の量子臨界点が、高温超電導をもたらしている)。東大の成果
 2022. 5.10 入力のデータ構造及び読み取り順序に工夫を凝らした、RNNとTransformerを組み合わせたAIが、不定積分を高精度に実行した。慶大の成果。
 2022. 4.27 量子メモリ群の持つ復元力で自動的に誤り訂正するという量子誤り訂正法が実証された。NISQを光で繋ぐ分散型FTQCを実現に繋がる。横国大の成果
 2022. 4.27 人間の認知機能の一つである、メタ記憶の機能を持つNNが創られた。名古屋大学の成果。近々、電気羊の夢が見れるだろうか?
 2022. 4.26 有限温度では「特殊な(例えば、トポロジカルな)」&「3者間の」量子エンタングルメントしか存在しえないことが示された。理研・慶應大の成果。
 2022. 4.22 敵対的学習(による深層生成モデル)を用いて、本物そっくりな脳活動データを作ることに成功した。立教大・慶應大・岡山大の成果。ロボットに心が宿るか?
 2022. 4.20 健診での糖尿病指摘後に、受診しない人を規定する特徴量をラッソ回帰で推定したところ4つで十分だった(従来モデルは13個。AUCで比較、p値<0.001)。東大の成果。
 2022. 4.20 昨年12.22にあげた「路線価に基づいた相続財産の評価が妥当か」案件で、最高裁が例外規定の適用を認めた。残念ながら、曖昧さは残ったまま。
 2022. 4.13 「グレブナ-基底を用いた等価性判定を行うことで、(グラフ表現を用いて記述された)演算回路の機能検証を行う」技術が、不正検出に応用された。東北大学の成果。
 2022. 4. 5 実材料の位相緩和時間(T2)に対する代数的表現が発見された。東北大、シカゴ大、アルゴンヌ研究所の成果。
 2022. 4. 1 格子手術に対応可能な復号アルゴリズムが提案された。論理量子ビット間の演算中に生じる誤り訂正が可能になると期待される。慶應大学他の成果。
 2022. 4. 1 統計的に近似した関数を計算する「古典的」手法によって(現状の)QAでは難しい、大規模な組み合わせ最適化問題を解くことに成功。尚、従来のSAよりも速い。東北大学他の成果。
 2022. 3.28 観測データのノイズの大きさと比べて、3%の大きさの制御入力を与えることで、気象制御が可能になることが示唆された。理研の成果。
 2022. 3.25 ベイズ最適化を用いた機械学習により、相変化メモリ設計の鍵となる物性を特定することができた。東北大学の成果。
 2022. 3.24 未知酵素発見が可能な機械学習モデルと、代謝工学とを結びつけることにより、植物由来医薬品原料の微生物生産に成功した。神戸大学他の成果。
 2022. 3.22 隠れ因子の推定過程をチャート化することで、超音波画像の診断根拠を説明可能な、AIが開発された。理研と昭和大学の成果。
 2022. 3.18 新しい誤り抑制手法を採用することで、量子誤り訂正と量子誤り抑制を組み合わせたハイブリッド方式の効率が向上した(ハイブリッド方式の有効性は既に示されていた。)。
 2022. 3.16 連続的場の量子論において、「非可逆的対称性」を持つ模型を構築する系統的な手法が、イジング模型に存在する「非可逆的対称性」の構成を一般化することにより見出された。東大の成果。
 2022. 3.16 ノイマン型境界条件が課された、円領域上の修正ヘルムホルツ方程式について、真の解への指数的収束を示された。公立はこだて未来大学、九大、北大の成果。
 2022. 3.15 筑波大学が、歪み画像を用いる個人認証システムを提案した。ユーザーは、多くの歪んだ画像から自分が「歪ませた」画像を選択することで個人認証を行なう。
 2022. 3. 3 「線状ノ-ド型」かつ「高速」なディラック電子が超伝導体中での発見された。マヨラナ粒子の発見にもつながると期待されている。広島大学の成果。
 2022. 2.17 癌の影響を受けた間質細胞が、さらに他の細胞に影響を与え、癌を守っていることが明らかになった。岡山大学の成果。
 2022. 2.15 新しい強相関電子系であるツイスト二層グラフェンには、SU(4)対称性が存在することが示された。名古屋大学の成果。高温超伝導のメカニズム解明につながることが期待される。
 2022. 2.15 推量問題を解くために必要な最小な推量試行数で、推量問題の難しさを定量化するというアプローチが提案された。早稲田大学の成果。量子情報理論への応用が期待される。
 2022. 2.14 イジングマシンに有色雑音を入力することで、組み合わせ最適化問題の解を、より効率的に見つけられることが示された。レッドノイズが最も貢献する。東大の成果。
 2022. 2.10 多体の相互作用存在下における2体関係を、2体の要素の軌跡データから推定できることが示唆された。移動エントロピーを分解した相乗情報量を用いる。北海道大学の成果。
 2022. 1.20 超伝導系とイオントラップ系に続きシリコン量子ビットでも、十分な忠実度でNOTゲートとCNOTゲート(つまり万能ゲート)のユニバーサル操作が実現。理研の成果。
 2021.12.24 太陽熱で、安定的に木質チップから水素を製造できる装置(デュアルチャンバー流動床ガス化炉)が開発された。京大の成果。
 2021.12.24 脂質ナノ粒子を送達媒体とすることで、筋ジストロフィーに対するゲノム編集治療の効果が向上した。京大と武田薬品の成果。
 2021.12.22 ホモロジ-群とチェイン複体(の短完全列)を使用した反応ネットワークの縮約[理研の成果]は、CNNの高速化や精度向上に繋がるのだろうか。
 2021.12.22 路線価に基づいた相続財産の評価が妥当か?という訴訟案件は、おそらく射程も長く、興味深い。
 2021.12.22 光通信波長で動作する光ファイバ結合型量子光源が開発された「東大の成果]。モジュールと光ファイバ光学系だけで量子コンピュータが実現できる。
 2021.12.16 鳥が行っており、ライト兄弟の時代からあった概念とは言え、変形する飛行機というアイデアは面白い。日本が活躍できる分野だろう。
 2021.12. 9 Qボール崩壊に伴う重力波の観測は(もちろん成功すれば)、超対称性理論の初めての物証という捉え方も可能だろう。
 2021.11.15 回路構成の変更なしに、様々な種類の計算を複数ステップ実行できる「光量子プロセッサ」が開発された。東大の研究成果。
 2021.11. 5 量子重ね合わせを使えば(理論上は)、古典系における「白石-齊藤-田崎限界」を越えられることが示された。電通大・理研の研究成果。
 2021.11. 2 自律型AI開発の一里塚と考えられる「失敗から行動の意図を推定する」手法が提案された。JAISTの成果。
 2021.11. 1 ミクロ経済学の知見を活かして「がん細胞の呼吸を説明可能」な新しい数理モデルが構築されたが、医学的にはSo what?の域を出ていないと思われる。
 2021.10.18 大阪大学の研究グループは、深層学習によって、電子スピン量子ビット状態の高精度(99%以上の精度)推定に成功した。
 2021.10.15 頭部傾斜角と視距離を計測することで、背骨形状の変化を推定する眼鏡。この発想は、面白い。ベンチャーと東北大学医学部の成果。
 2021.10.13 機械学習(エラスティック・ネット!)でDFTより、1.3億倍早く(超原子価ヨウ素の)結合エネルギーを予測。千葉大学の研究成果。
 2021.10. 8 アミンとCO2とを常温常圧で反応させて、1ステップで、多孔性金属錯体を合成できる手法が開発された。理研と巨大の研究成果。
 2021. 9.30 「事業を開発支援し、そこに融資する」三井住友信託の真似は難しいが、方向性としては、明らかに正しい。
 2021. 9.27 graph構造に対するDLで化合物の物性を予測。アミノ酸配列からDLでタンパク質の物性を予測。それらと薬理的知識とを融合して、創薬を支援するAIが開発された。九大 et al.の成果。
 2021. 9.21 PFNは、皮脂RNA・年齢・性別情報を入力とする機械学習モデル(Extremely Randomized Trees)によって、パーキンソン病が判別できることを示した。
 2021. 9. 2 量子位相差推定法は量子化学計算では有効だろうが、金融における速い量子モンテカルロ法では、そもそも位相推定法を使わないので、影響はないだろう。
 2021. 8.25 ボルツマンマシンでタンパク質デザインを実行する枠組みを、名古屋大学が提案。
 2021. 8.24 熱平衡化現象は、コンピュータが可能などんな計算や数学的課題でも解くことが出来る!
 2021. 8.23 エッジデバイス向けに、「枝刈り」されていながら、計算効率が高いCNN推論処理を実行可能なアーキテクチャを、東工大 et al.が開発。
 2021. 8. 6 量子アニーリング法と深層ボルツマンマシンとの対応関係が(間接的に)見い出された。深層学習で組み合わせ最適化問題を解決することが、今後主流になるだろう。
 2021. 8. 3 東京医科大学と東京慈恵会医科大学は、気道上皮細胞由来エクソソームをTGF-βと共に肺線維化細胞に添加すると、線維化進展を抑制することを発見した。
 2021. 7.27 セレブラスの特大半導体という発想は、(日本では曲解されている)「デザイン思考」の好例である。
 2021. 7.26 量子回路を使った機械学習では、本質的に過学習が抑制されることを、電気通信大学の研究者が証明した。
 2021. 7.20 名古屋大学の研究により、基質たんぱく質群の「架橋修飾反応の制御」が、IPFの新たな薬剤シーズとなる可能性が見いだされた。
 2021. 7. 9 「ベリー位相が、超伝導を引き起こしている」という理論は、検証されれば、ノーベル賞級の成果に思える。
 2021. 6.17 東都水産に対するマルハニチロの株主提案が否決された。/上場リートに対する日本初の敵対的TOBは失敗した。
 2021. 6. 1 名大 et al.の研究により、IPF に特徴的な“線維芽細胞巣”の形成に重要な分子「meflin」が同定された。
 2021. 5.26 実用材料(有機ELの発光材料)の励起状態を、量子コンピューター実機を用いて計算することに、日本企業が世界で初めて成功した。
 2021. 5.25 任意の量子多体系に関して、強い凸性を一般的に証明することで、ハミルトニアン学習のサンプル複雑性問題が、一般的に解決された。
 2021. 4.21 難聴治療薬(予防or進行抑制薬)が上市されれば多くの人に福音。内耳特異的に発現する、「活性酸素産生酵素」を阻害する薬剤としてデザイン。神戸大と京都府立医科大の研究成果。
 2021. 4.18 以下は誤解:ミューオンのg因子が2でないらしいことを理由に、物理学者が、「無矛盾な理論=標準模型」の破綻を心配している。
 2021. 4.16 原告企業の社内弁護士が、被告の代理人を務める法律事務所に移籍。最高裁で、法的には問題なしと判示されたが、倫理的には明らかに問題がある。
 2021. 2.17 一部メディアが、TSMCについて報道した「報道ステ-ション」の内容が頓珍漢と書いている。確かに、日本の報道機関のレベルは残念である。
 2020.12.17 大阪ガスのように、全データを全社員が等しくアクセスできる環境(データの民主化)を地方銀行が達成できれば、銀行の事業効率は大幅に改善する。
 2020.12.15 ソニーが、現場のニーズを拾い上げるスタイルで医療分野の新規事業開発に乗り出した。事業創出法としてはセオリーだが、医療分野では実行が難しかった。
 2020.12.13 中国による量子超越達成のニュースは、中国に十二分なエンジニアリング力があることを示したことが本質であろう。
 2020.12. 9 関西みらいFGが今後入社する新卒社員全員を、外部企業に出向させることを発表した。提案している通りの決定であり、今後地銀Gで増えることが予想される。
 2020.12. 4 原丈人氏は、相変わらず、排出権取引制度に反対なのだろうか。
 2020.11.13 STT-MRAM搭載の噂があったPS5。将来、クラウド化でPS6が発売されなければ、MRAMやReRAM活躍の場が益々減りそう?
 2020.10.24 ABGのやっていることはビルドアップあるいはロールアップと呼ばれる、投資ファンドではオーソドックスなアプローチ。残念ながら、日本勢で仕掛けるファンドはない。
 2020.10.23 GPIFの試算通り、環境規制強化が日本企業の価値増大に繋がれば喜ばしい。しかし、もしそうならば、欧州メーカーに航続距離/価格比で負ける商品を市場投入するのはなぜだろうか。
 2020.10. 9 明治安田生命が30年度までにIFRS14を導入するらしい。上場生保も導入すれば、エンベディッドバリューと株価のかい離が縮小するだろうか?
 2020.10. 3 9月18日に米国式パターン文言をリリースしたDCMと島忠の弁護士は、反省すべきか?
 2020. 9.15 GMがニコラ株式約11%を取得した案件に(プロ)サンドバッキング条項は付されているのだろうか?
 2020. 9. 2 ADワークスが導入したナスダック連動ストックオプションは本末転倒だがアイデアは面白い。ダウンアンドインコールで評価可能か。

 

 

notre mission

MerchantBank Consultingとは

マーチャントバンクMerchant Bankは、新しい産業を興し、育てた、ベンチャーキャピタルVCと投資銀行を合わせたような存在でした。
マーチャントバンクが提供していたインテレクチャル・サービスを通して、価値の創造を支援することが、当社のミッションです。
 

 

et alors?

 24年4~6月期ドラマで、個人的に一番琴線に触れた作品は、
 約束 ~16年目の真実~(製作:読売テレビ、木曜23:59~)。
 オーソドックスかつ地味な技で、試合を組み立てる燻し銀の
 プロレスラー同士の試合を見ているようで、面白かった。

profil

 ‖impressionnant‖ 
 2023年を騒がせた科学トピック:核融合(兆し)、室温超伝導(騙し)、GLP-1受容体作動薬、月面着陸。
 2022年を騒がせた科学トピック:気候変動、アフターコロナ、宇宙望遠鏡。